もう一つ言うと、テンシュテットも私個人的には重要で、
曲によっては最高と思う演奏もあるんだけど、
なんというか、テンシュテットのマーラーは、より癖があるように感じる。
オケの鳴らし方も決して、上手い、バランスがよいとは言えない。
形は崩れてるけどとても美味しいケーキ、みたいな。

バーンスタインのマーラーは、それに較べると、
万人に勧められるレベルの形の良さもあるように思います。
特に最後のチクルスは、腰も据わってとても安定感がある。
その前の、例えば70年代後半のビデオ群やBPOとの9番の
ある種雑多な感じの演奏とは一線を画した安定感があります。