マイゼン先生の「フルート=軽薄」について

別稿には、だからといって悲観することはない。
シリンクスはフルートでしか表現できない音楽だから、
自信をもってフルートを吹けとも。

軽薄の論拠の一つは、フルートには大曲が少ないこと。
氏によると、大曲とは演奏することによって演奏者自身の
芸術性がより深まり、曲を通じて人間としても成長していくものなのだそうだ。
こういう視点でみると、
フルート=オケ楽器、フルート=現代音楽の花形楽器
に満足しているフルート吹きが一体どのようなものか
容易に想像がつくだろう。

オケだ、ラテンだ、振られた腹いせだ…。
お前ら恥を知れ。

なお、大曲がないことの解決策として、
古今の名曲をフルートで吹くという
試みがなされている。(フランクのソナタや最近ではバッハの無伴奏チェロなど)
ただし、単にフルートに置き換えればよいという問題ではないので、
他楽器にも精通しておく必要があるのは当然である。