微妙に話に、音色と音程の関係が混じっている気がするんですが違いますか?

 音色は純粋に周波数成分(高調波歪み)の問題だと考えます。
開放弦などに関する限りもっとも清澄かつ純な響き=楽器の素質にまかせるものだけれど、
5度の調弦の仕方である意味神経質な問題を抱えこんでしまいます。 完全5度を重ねて
いくと、オクターヴにならないとか。 分ってくると其の辺が実に面白い。

>弦楽器であれば開放弦使用の有無が調によって変わる

 まさに使用したくても出来ない調があります。 H-dur, Des-durあたりはそういうものです。
そういう調性の音楽は、楽器の倍音成分の問題というか、ピッチが高い=明るく響く(音色が
上向く)という性質に引っ張られて、#系なら明るく響いたり、♭系なら落ち着いた響きをもたらす
わけです。 一方で、 ピアノは、音色というところでは、基本的に平均律調律を実践するために、
どの調でも長3度は微妙に濁り(唸り)が聴こえているはずです。フェルトのハンマーを使うことや、
複数の弦を使うことでその点をぼやかしています。私は弦楽器奏者で調律者ではないので、
詳しいことは語れませんし嘘かいてるかもしれません。 ピアノはいわゆる純正調の鍵盤楽器の
弱点を克服するために、平均律を取った(音色の)楽器だと思いますから、ハ長調・イ長調でよく響くという
調整をして、さて聴感上響きの良し悪しを決定できるかは微妙ではないかというのが、私の考え。