NNTT対BSO(バイエルン国立オペラ)

私の感想では、視覚面をおいておけば、
新国14日VS.BSO25日なら、バイエルンの勝ち。
新国23日VS.BSO25日なら、新国の勝ち。

かなりの驚きでしたが、音楽的なアンサンブルは、
弦楽アンサンブル、木管アンサンブル、オケ全体、
合唱、ソリスト・アンサンブル、そして全体のアンサンブル。
ほとんどの面で、4回上演を重ねたあとのNNTTのほうが完成度が高い。
特に、最大の聞かせどころの五重唱なんか、
23日の新国では直前に一音落としたヴァルターは、
ギリギリのイッパイイッパイでハラハラだったけど、
旋律線が絡み合い高揚しながら絶頂に達して、いいもの聴いたと感じたが、
バイエルンはバラバラで音が全然溶け合わなくて、ちょっとがっかり。
音楽の持つ脈動を精密に作り上げたレック、
だらしなくアイドリングで流したメータ、
という指揮者の仕事に対する姿勢の差があるとしても、
現在の新国の音楽レベルが世界的な見てもかなり高いと感じました。
23日は、予定通りジョナス卿にNNTTに来て欲しかった。

演出については、歌手の演出と演出プロパーの仕事の差が歴然。
いわゆるネタばらしで終幕の衝撃度を削いではいけないので、
もうちょっとしてから書こうかな。一般メディアも書いていないしね。

ほめ過ぎ???
うちらの街の劇場だから、ちょっとひいき目でも赦してちょ。