三楽章も予想通りというか、曲の雰囲気を意図的に無視しているがごとき演奏。
ソロは良かったもののオケとしては表現がなってない。
それに(これは曲全体のことだが)オルガンにしろピアノにしろハープにしろ
オケに埋もれてしまって全然聞こえない。
音がこもってしまってこっちまで届いてこない。
この曲の特色である色々な楽器の良さとか音色が全然活かされていない。

それから鳥がピーピーうるせえよ。
客はみんな「鳥がどこから鳴っているのか」ばかり気にしてしまって、
オケのメロディが客から完全に無視されているのはもう馬鹿かと。
効果音が客からメロディを喰ってどうすんだよ。
なんで作曲者のレコード指定を無視したのかしらんけど人が吹いているのなら隠れずに
どうどうと客の前で吹けよと。
隠れてこそこそ吹くからずっと客が舞台そっちのけで鳥の音源を探し続ける事態を招いてしまった。

四楽章は逆に金管のメロディをオケが完全に潰してしまってオルガンの上の金管がまるで逆効果。
ひどいとしか言えない。台無し。ぶちこわし。
なんのためにわざわざ金管が別の場所に吹いていると思っているかわかっていないのか?
オケは金管が別の場所で吹き始めたら音量を下げろよ。
「別の場所で吹いている金管はおまけで俺たちが主役だ」みたいな舞台上のエゴイズムがありありと感じられた。
金管がオルガンの裏から出てきていたのに、オケが潰して金管の音がほとんど聞こえないので、あまりに滑稽。
だいたいあんなところで金管をやらせたらオケと音響の違いがまったくない。
オルガンの場所ではなく、客席後方から吹けばいいものを……
金管の人はさらし者にされて可哀想の一言につきる。
3楽章の鳥と4楽章の金管の位置を入れ替えるべきだった。

全体的にもppがでかすぎて木管のメロディも金管のメロディも全体に潰されているから
盛り上がりが全然ないかと思えば、
最高潮に達した時の音量は全然足りないくてちっとも感動できないし、
どこをどうとか言うレベルじゃなくて無茶苦茶ででたらめで、拷問に近かった。

終わり。