アニヴァーサリー買いました、買いました。
で、・・・満足です、ヴィエニャフスキーの第1楽章!
彼女自身大好きだと公言しているだけあって、
音楽が真に「血肉化」していて、生命を得て、自在に波を打つ。
ライナーに作曲家自身のヴァイオリン演奏の描写が載っているけど、
その表現がそっくり当て嵌まる感じだ。

アルバムを聴きとおして気付くのは、
五嶋みどりは、ヴィルトゥオーゾ・タイプの、広い音域を速い勢いで上下する、
そんな曲種が肌に合っていて、大抵表面的なテクニックの披瀝に終始しがちなそれらの
演奏に、魂を宿らせる術を身に付けている、という事
(未聴だけど、パガニーニ協がいい>>85というのも、理解できる)。

逆に「亜麻色の〜」なんかになると、地味ィ〜に収まっちゃうな。
そこがこれからの課題だろう。
今後は、レパートリー作りに、一工夫もふた工夫も努力が必要だろう
・・・殆どのヴァイオリニスト共通の悩みだろうけど。
・・・自分の楽器のために書かれた作品の絶対数の多い、ピアニストなんかと違って。