某広域暴力団、田岡組長の娘が「結婚したい人がいる」
と言ったとき、両親および親族は仰天した。
相手は長髪(はげ?)の音楽家、キダ・タローだったからである。
まわりは当然ながら反対した。
「なんであんな、おちゃらけたオヤジと結婚するのや」
しかし娘の決意は堅い。「すごい人やねんで」
周囲には「?」マークが充満した。
いよいよごあいさつということで「キダ・タロー」が田岡家を
訪問することになった。

「キダ・タロー」に対面したとき、一同は自分たちの間違いを悟った。
「キダ・タロー」でなく、「喜多郎」(シルクロードの音楽担当)
だったからである。娘が早口で伝えたため、
「喜多郎」が「キダ・タロー」に聞こえたのだ。
母親は言った。「あんた誰?」

これは実話です。この二人も離婚してしまいましたが。