>>334

平均律のどの曲でしょうか?
・・・クヴァンツの文献、懐かしいですね。
そう、たしかに「バロック音楽では例え楽譜に書かれていなくても奏者の趣味
と判断で装飾を入れるのは通例だ」です。

ただそれは舞曲の場合、特にフランスものに顕著だと思います。
イタリア系の舞曲とフランス系の舞曲では装飾の飾り方も違います。
もっともバッハは純粋には、そのどちらでもないですが。
クープランの曲などは装飾音は特に重要で、この装飾音がないと違った曲に聞こえる
位ですよね。

平均律は舞曲的なものもありますが、これはフィッシャーの曲のアイデアをもとに
24の調性全てを使い調性という問題を実験的に捉えた画期的な実験音楽とも言える
位置付けの曲集なので装飾音の問題は重要ではないと考えます。

フーガの技法を考えて下さい。
舞曲的なものはほとんどありません、装飾音や即興性の問題も皆無ではないでしょうか?

完全に装飾音や即興性を要求する場合、例えば「最愛の兄に送るカプリチョ」ちょっと題名忘れましたが
・・・には通装低音だけ書かれた部分がありますが・・・そのような書き方をします。

二部形式で書かれた舞曲の一回目と二回目の繰り返しの際、二回目に装飾音をつけるのが通例と思います。

・・・日本の先生の中には、この二部形式の繰り返しをしなくて良いと本気で言う人が多いいですね
本来これは間違えで、繰り返しはしなければなりません、その場合装飾音は付けるべきなんです。

これは知らない人が多いですが、二部形式の発展したものがソナタ形式であることを理解していないためです。
ソナタ形式で主題の繰り返しをしない人はいませんよね。
発展したソナタ形式の場合、最初の主題と二回目は必ずどこか異なる部分があるのは、
その名残とも言えます。