1988年5月6日のLPOとのワーグナープログラム凄くいい!!
基本的解釈は同年の来日公演と同じだが、覇気と迫力はこちらの方が上だし、
マイスタージンガーを除けば演奏のミスもほとんどない。
一部では、LPOではテンシュテットの真価は分からないなどと言われているが、
個人的にはこの演奏はBPOとのスタジオ録音の遥か上をいっていると思う。
特にすばらしいのはリエンツィ序曲で、後半の盛り上がってからは鳥肌立ちっ
ぱなし。まだプログラムの前半だというのに演奏後の聴衆の反応は91年の
ベト9の演奏後並み、女性客の一人が感極まってしまったのか震える声で
何かを呟いているのも聞こえる。