そういえば、オペラが好きな皆さんに一度うかがってみたかったことがあります。
少なくとも国内盤DVDで手に入る範囲での視聴体験から思うのですが、
イタリアオペラの場合はかなりオーソドックスな、原作のイメージどおりの演出が多いですよね。
たとえば、椿姫やトスカなどは、もちろん演出家の好みによる多少の違いはあるにしても、
基本的にはかなり似たような背景や衣装が使われています。
それに対して、ドイツ系オペラ、例えば『魔笛』とか『魔弾の射手』とか、とりわけ『ニーベルンクの指輪』を始めとする
ワーグナーの諸作品の上演は、現代風の演出とか、抽象化された解釈とかが、あたりまえのように
おこなわれている傾向があるように思います。これは何故なのでしょうか?
またこのような傾向に対して、オペラ好きな方々は、どのように感じていらっしゃるのでしょうか?
私自身は台本の指定や作曲者の意図から大きくかけ離れた演出や解釈は、あまり好きではありません。
特に上記の三作品などは、もっと原作のイメージどおりの神話的世界や魔術的世界を楽しませてほしい、
と思ってしまうのですが。そのような素朴な期待は、素人臭い好みなのでしょうか。