ブーランジェ姉妹のスペルはNadia BoulangerとLilie Boulanger
(Boulangerとはパン屋の意だが、女性店主だとBoulangerieになる。
しかし彼女たちの場合は苗字なので固定。念のため。)
女性作曲家としては
●ジャンヌ・ルルーJeanne Leleuも挙げておかなければならない。
ルルーという姓はカタカナで書くと大量に見受けられるが、
例えば先に紹介したPhilippe Lerouxや映画音楽の作曲家Maurice Lerouxとはスペルが違うので注意。
このジャンヌ・ルルーはマルグリット・ロンの生徒であり、そして何といってもラヴェルにかわいがられ、
「マ・メール・ロワ」はまだほんの子供であった頃の彼女(ともう一人の生徒)が
初演し、またパリ音楽院の入学試験では同じくラヴェルの「前奏曲」が初見課題として出され、
最も優秀な演奏をしたこのジャンヌ・ルルーにラヴェルはそれを献呈した。
その後彼女は作曲家として成長し、1923年にローマ大賞を受ける。
その時の審査員の一人にやはりラヴェルが加わっていて、絶賛したという。
現在では音源を聴くことは難しいと思われるが、ごくたまにネットラジオなどで
紹介されることもあるので、要チェック。