あのさー、禁則って言うけれど、そもそも音楽にやってはいけないこと、なんてない。
連続8度も5度もやってはいけないのではなく、美意識の問題だと思う。
何故、平行8度、5度がいけないのか?
それは、8度、5度という音程がもっとも純正に近くよく交わり、よく響く、
つまり、もっとも耳につくからだと思う。

平行5度なんかをわざと使うのは一向に構わない。
それはそれで一つの語法となる。

俺は、大学で作曲科の教授について鍵盤和声を習った。
バスやソプラノ課題を数字付き和声をみて譜面に起こすことなしに演奏するんだけれど
平行8度、5度は両外声部でなければOK、一方が内声の場合は時と場合でOKと言っていた。
聞いていてそんなに不自然と感じないから。

ただ天ピの場合429の解説を読むと、どうもバスとメロで平行8度を起こしているようだね、
だとしたらよほど意図的でない限り、特徴的な響きになる。
・・・でも俺はそんなことよりも、曲全体のオリジナリティと到達度をみたいな。