【無限】最強のベートーヴェン交響曲全集4【ループ】
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0837名無しの笛の踊り
2005/05/10(火) 23:00:15ID:VaIIg97M690です。
超亀レスですが、注文していたドラティのCDがようやく届きました。
早速聴いてみましたが、ステレオの第1、2、4、7については板起こしとしては良好な音質で、
アナログらしいあたたかみのある味わい深い音でした。サーフェスノイズもほとんど感じません。
「英雄」は、STEREOと表示されていましたが、おそらく擬似ステレオ。でも一応、高弦は左から
低弦は右から聴こえてきます。モノとしては音質も良好。
つぎに演奏ですが、まず気づくのは694さんの言われるように、短くフレーズを切って
アクセント鋭く演奏するさまで、後のモダン楽器による古楽奏法を想起させるものでした。
(特に第2)。また、いずれの演奏でもオケの統率力が高く、オーケストラビルダーとして知られて
いた(と思いますが)ドラティの面目躍如といったところでしょうか。
「英雄」は「トスカニーニを脳天気にしたような」とありましたが、確かにこれほどまでに思い切りの
よい演奏は滅多に聴けるものではありません。特に印象的なのは終楽章。早めのテンポで
突き進んでいき、コーダにかけてティンパニを強打させながら金管を咆哮させるド迫力の演奏で、
久しぶりにこの曲で熱くなりました。
でも、一番感銘を受けたのは第4!! 実のところ、最近ベト全をたて続けに購入したこともあり
ややベトに食傷ぎみだったのですが、これは胃のもたれや胸のつかえがスッキリと消えるような
快演でした。第1楽章、序奏を終えて展開部に入るとテンポがあがり、生き生きとした表情が曲を
彩ります。そこで、このままクライバーばりの快速テンポで突っ走るのかと思いきや、第2楽章では
一転してゆったりと叙情的に歌います。この指揮者の懐のふかさを感じさせられますね。
第4は、いままでクライバーとモントゥが愛聴盤でしたが、ここに新たな1枚が加わりました。
とりわけベートーヴェンに関しては定評ある演奏は大抵聴いてしまったので、最近はもっぱら
掘り出し物のお宝を探すのが楽しみになっています。今回のドラティは、最近ではクレツキとならんで
(あるいはそれ以上に)久々の大収穫でした。貴重な情報ありがとうございました。
(長々と失礼しました)。
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