まだ西欧崇拝と教養主義が色濃かった頃、クラシックは「高級な」音楽として
認識されていた。平たく言えば、他人に「俺はクラシックが好きだ」と言うと
「よく分からんが凄いな」とか「偉いな」などの好意的な反応が返ってきた。
だから、当時のクラシックファンは天狗が少なくなかった。

今他人に「俺はクラシックが好きだ」と言うと、「へーえ」とか「変わってるね」
とか、ひどい奴になると「死んだ音楽を聴いて何が楽しいの?」と返される。
今のクラシックファンが謙虚で他ジャンルを見下さないのは、その辺も影響
してそうだ。