すでに深夜になっていた。私は左手の点滴の管を引っ張って枕の下に首を突っ込んだ。口で懐中電灯をくわえてメールを打った。
「すべての仕事を下に置け。まっすぐスタジオに行け。そこに明(注:次男の作曲家千住明氏のこと)の神が待っている」
 これだけ打って、へとへとに疲れた自分であった。
 はたして明は、スタジオにこもったことを聞いた。

明の神・・・・って何?!何なの!
ブッ・・・ブキミィィィィィィィィィィ!
大体、口で懐中電灯をくわえるなんて、口元にかなりの力が必要。
くわえられるなら点滴なんて必要なし。。。