パガニーニの複雑な思いを秘めた美しき“ソナタの花束”

パガニーニ
PAGANINI
1782-1840
チェントーネ・ディ・ソナタ第3集
[ソナタ第13番 - 第18番]
モーシェ・ハマー(vn)/ノーバート・クラフト(g)
8.553143

パガニーニのギターに対する想いは複雑です。「ヴァイオリンが愛人ならギターは師」とか
「創造力を刺激する」と言うかたわら「何の価値も見出せない」「この楽器は嫌いだ」とも
語っているのです。しかし、彼がこの楽器を伴奏に迎えた作品を数多く残した事は事実ですし、
ギターを弾いた女性との秘められた恋の思い出も絡んでいますから、まぁ「人生いろいろ」
といったところではないでしょうか。この“ソナタの寄せ集め(直訳)”第3集も、パガニーニ
特有の南欧風な明るさに満ちた作品が満載で、その晴れやかな歌謡性にとっぷりと浸って下さい。