NAXOS「日本作曲家選輯」十壱枚目脳内補正して聴く
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0339名無しの笛の踊り
05/01/16 17:54:42ID:KJBAYRtt橋本は確かにアカデミック派になるし、1920年代(といっても後半)にはフランス音楽の語法は
取り入れていたようだね。これを言っちゃ完全に逃げなのだが、私が考える文脈では、橋本は
時代の先取りをした「例外」になっちゃうんだよね。
山田については、一つの反証としては、スクリャービンには影響を受けているが、彼の留学先は
ロシアではなくドイツだったということも言えるのでは?
そしてここからはちょっと微妙な話なのだが、山田が音楽学校卒だからといって、アカデミック派で
あるかというと、それもちょっと違うと思う。最終的に山田は東京音楽学校を中心に活躍したのでは
なく、音楽学校を飛び出して活躍したのだから。
この人、確かに日本の作曲家の系列では、保守本流なのだが、かといってアカデミック派でもないし、
非アカデミック派からも「音楽界の大御所」として祭り上げられて同類に見られていないし、
いうならば「保守本流の別格」という位置だったと思う。
そういう意味では、彼がある時期まで日本の音楽界・作曲界を一人勝ち状態で牽引していたとはいえ、
彼が作曲家として東京音楽学校の牙城を崩すほどの力を持ち、「山田閥」のようなものを形成したか
というとそれも違うのではないでしょうか?
フランスの影響だと陸軍軍楽隊では確かに大沼哲なんかが出ましたね。
彼の伝記かなんかは斜め読みしました(一時期山田は大沼に異常なまでの対抗心を燃やしていたらしい)。
確かに大沼哲の周りに彼を慕う人脈が出来かけたようですが、基本的に軍人であることが作曲家として
足を引っ張って、作曲界で大きな力をもてなかったようですね。それと同様に、演奏面ではともかく作曲と
いう面で陸軍楽隊がフランス音楽を引っさげて、日本の作曲界で気炎を上げたという事実は聞いたことない
のですが。
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