アルブレヒトは、一昨年埼玉会館(響き最悪)でブルックナー第五を聴き、乾いたスタイルに違和感を抱いた。
 …ホールのせいかとも思ったが…
今回のマーラーも同様で、全体に破綻なくまとめようとするあまりか(その割には管のミス多発)、
前半が特に硬く、困惑させられた。もっとも、硬いなら硬いで、理に勝った行きかたもあろうというものだが、いささかはっきりしない。
終楽章のコーダでは、力一杯の盛り上がりを見せ、客席もそれなりに沸いたが、
そこまでのプロセスであまり楽しめなかった。
この曲に慣れていないこちらもよくなかったのかもしれないが、力強くもなく、嫋々と歌うでもない、半端な印象だけが残ったのが残念。