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色々聴いてからケンペの良さがわかったというのは興味深いですね。

私は、クラシックを聴くようになった中学生のころケンペのLPと出会い(たしか亡
くなった次の年あたり)、ブラームスやベートーヴェンの交響曲の多くは、はじめて聴
いた演奏がケンペのものでした。これらの曲が聴きたくなると、今でも真っ先に手が
伸びるのはケンペのCDです。
とりわけブラ2は、ごく自然なタッチで寂しさややさしさをあらわした味わい深い
演奏だと思いますが、LPジャケットの片ひじをつき目を閉じた写真が印象的で、
そこからなにかしら諦念とか穏やかで満ち足りた想いを感じ、彼の演奏を象徴して
いるなと勝手に思っていました。

‘80年代はほとんど忘れられた存在でしたが、最近になり、未知の音源が発掘され
インターネットを通じて入手できるようになったのはうれしい限りです。

ところで、SKDを振った「新世界から」を聴かれた方はいますか。BPO、MPO、BBC、RPOの演奏にくらべてどうでしょうか。感想をお願いします。