韓国の作曲家について。
ユン・イサンは後期、特に1980年以降もろに新ロマン主義に走ったのがどうも。
社会主義思想だという批判はあるだろうが、当時は左巻きであることがインテリの条件でもあったわけだし。
ちなみにカメラータ、cpo, wergoなどの音源は手に入る限り聴いてるし、生でもよく接する機会はある。
初期の曲は個人的に結構好きなものも多い。ピリとかの小品も含めて。
そこへ行くとカン・スキなどはアカデミックに感じる。
ヨンギー・パク=パーンはその点からして路線としては良い方向ではないか。
若手ではチン・ウンスク、キム・ビョンホ、チョイ・ミュンフンなどか。
チンのエチュードは先日放送されたが思いっきりメシアン風とか先達の影響が見え見えで面白くなかった。
数年前のヴィッテンでの作品も同様の印象を抱いた覚えがある。
初期のガウデアムス受賞者として田中カレンと同傾向にあるかも、といったら言い過ぎか?
キム・ビョンホは、エクリチュールとしては良く書けるが、さして特徴的な突出は見られない。
チョイ・ミュンフンは「自分はロマン主義を取り戻したい」と公言しているし、今後もそういう路線を貫くだろう。