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ブルックナーの音楽には,「モテない男」の心情が痛切に響いてくるものがある。
今時の言葉で言えば,それこそ「アキバ系」か?
ブルオタには,変な奴が多いとのスレッドがあったが,むべなるかな。
やはり男の音楽だと思う。一体どんな女が彼の音楽が理解できるものかと思う。訊いてみる機会がないので,不明である。
この世のものとは思えない程美しい,対位法的な弦楽のパッセージがあるかと思えば,それこそ「オジさんこんにちわ」的なやたら気易い部分もあり,矛盾の塊である。
屈折していることには違いはないが,ライバルだったブラームスのやたら気難しい「偏屈さ」とは違った,もっと根本的に「ズレている」ところで本領発揮しているような。そもそも「臆病さ」が基調になっているのか,それこそ男にしか分からない様な・・

でもそんなブルックナーの音楽を理解出来る自分を,幸福だと思う。
「汝の望み,とこしえに空しからざるべし」(テ・デウム)