◆◆◆◆ブルックナー総合スレッド第2楽章◆◆◆◆
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0492名無しの笛の踊り
2005/07/17(日) 03:25:40ID:ob5n4RUPインバル盤とアイヒホルン盤で使用された版は、後者が前者の発展版にあたりますが、
そこで使用されているのは、第8交響曲の第2楽章トリオの上昇動機を拡大したものらしいです。
ブルックナーの伝記中に、ブルックナーが第9交響曲フィナーレの構想について、
「…第2楽章の『ハレルヤ』動機をもう一度使い、神への賛美で曲を締め括る…云々」と語った旨の記述があるそうですが、
これを第8交響曲の上述の動機を指すと解釈したもようです。
>>491さんは、ヘルゴラント動機を使っていると書かれていますが、
第8交響曲の前述の動機を拡大すると、ヘルゴラントの結尾と似てくるようです。
お聴きになったかもしれませんが、やはり作曲者最晩年の作である詩篇第150番の結尾とも似ていると思われます。
伝記の記述を信頼すれば、これら3作の結尾は「神への賛美」という点で共通していることになりますし、
同時期の作品群であることも合わせて考えれば、似通った音型になるのも当然といえば当然でしょうか。
ブルックナーは、第9交響曲の作曲を後回しにしてヘルゴラントと詩篇第150番を作曲したのですが、
それらにおいて第9交響曲と共通の構想を試行したのかもしれません。
上記の二つの版とは系列が異なるキャラガンによる補筆版は詩篇第150番をベースにしているようです。
こちらの鑑賞もお薦めしたいです。
未完のフィナーレに対する興味がさらに増すのではないでしょうか。
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