◆◆◆◆ブルックナー総合スレッド第2楽章◆◆◆◆
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0240名無しの笛の踊り
05/03/09 00:29:35ID:eNGIT3y1ただ、ここでは同じ素材群が全てを支配するので
<《AA’(Es)》《展開部AA’(C)》>
という風になっていますが、明らかに調的進行は原初ソナタ構造を保持しているので、
<《AB》《展開部AB》>
という基本構造の枠内であると言えるでしょう。
この《A》《B》は、ちょうど夫婦のようなもので、どちらが男か女か分かりませんが、
最近は女性が強いので、《A》は男、《B》は女かもしれません。
とにかくこれが、ソナタ構造の基本をなすものです。
やがて二人の間には子供が生まれました。それは女性《B》が生んだもの、
《B》から派生したものですから《b》としましょう。
<《AbB》《展開部AbB》>
この《b》がやがて第2主題といわれるものになったのです。
ご覧のような雛形で書くと、今我々がソナタ形式として教えられ、頭の中に描いているもの
《第1主題・第2主題・小終止主題》《展開部・第1主題・第2主題・小終止主題》
というのは、一種いびつなものであることがご理解いただけるでしょう。
ソナタ形式の説明では『第1主題と第2主題があって、2つの主題が展開部で高度な作曲技術によって発展させられる』
なんて書かれていますが、ほんとにそんな風に書かれている作品て少ないですよね。
どちらかというと第1主題が主に展開され、第2主題はほとんど無視されているものが多いように思います。
ですから、この概念をもってブルックナーのソナタ形式を捉えると、ブルックナーは変なことをしているということになってしまうのです。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています