約45年前に 名古屋でフランソワ氏のリサイタルを聴きました。

ショパンのバラードの4番の出だしのすばらしかった事
夜のガスパールのオンディーヌは夢心地で…
強烈なスカルポの迫力は「映像と音響」が一体となって現在でも
ありありと浮かびます。

感激してラベルのト長調のLPを買って、ずーつと聴いていたのですが
ある時、バーンスタインの同曲を聴いて、あまりのつまらなさに
始めて、あーフランソワって上手いピアニストなのだ! と気がついたのでした。

こういうタイプのピアニストは日本では評論家の受けが悪くて気の毒…
くのスレとしては対照的なポリーニの様に「きちっとしている」
お行儀のよいピアニストが尊敬されて来た。

今の評論家も時としてひどいが、昔はもっとひどかったからね…
今から考えるとほとんど素人みたいのが幅をきかせていたから。