三番、四番ならともかくとして、八番は思うに一稿だけで良かったな。
ハンス・フォン・ビューローあたりのアドバイスを間に受けて、改稿に
力入れたのはイタイよ。
このために九番のフィナーレが未完となってしまった。

ややスレ違いだが、アーノンクールのワークショップでブルックナー自身
の筆でのフィナーレを聴いた。五番ほどごつくないし、八番ほど単調でなく、
音の氾濫といった感じで交感持てたよ。
ただ、八番のフィナーレは雄大なコーダにこそ「味」なのだから、九番が
最後に八番ほどの高みになったかどうか・・・興味は尽きないが、酒のみ話
でしかないんだよな。