【空間対位法】オットー・クレンペラー10【鬼】
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0925名無しの笛の踊り
05/03/10 00:04:00ID:QKpWCV+N話の亜種ということを別にしても、シェトレ自身が本によって
舞台をロンドンと書いたりウィーンと書いたりしているんで
(あの本自体の評価は別として)真偽の程はけっこう眉唾。
ま、アネクドートにいちいち目くじら立てるのも野暮な話ですが。
で、Klemperer Storiesからのお話。
「バイオリンとピアノとチェロのための三重奏曲」
翁はPOの赤毛の美人チロ奏者にひじょーにご執心であり、
口説くためにはかなり悪知恵を巡らせるのであった。
ある時、リハーサルの終了後、翁は彼女にこう言った。
「バイオリンとピアノとチェロのための三重奏曲を書いたんじゃ。
で、どんなもんか聴いてみたいんでホテルのワシの部屋に来て
一緒に弾いてくれんか?」
翁は男性のヴァイオリン奏者にも同じことを頼んだ。チェロ奏者は
それなら大丈夫だろうと承知した。
ホテルの部屋に着き、オケの2人が楽器を取り出し音合わせを
始めると、翁は取り散らかった自筆稿を前にピアノに着いた。
そして楽譜を選り分けながらこう言った。
「実はヴァイオリンパートが未完成でな」
ヴァイオリン奏者を指さすと、
「お前さん、帰ってよし」
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