>>3
じゃ、相違点別に少し分類してみよう。
まず歴史的観点に属するものとしては
ジュスマイヤー版とロビンズ・ランドン校訂版。
ランドン校訂版は主にコンフターティスまでを
アイブラーによる補筆、それ以降をジュスマイヤーによる補筆、
という採用の仕方をしている。
で、ジュスマイヤーを補作する形のものがバイヤー版。

一方、ジュスマイヤー否定を徹底したいという観点で作られたのが
リチャード・モーンダー版。
それよりもう少しジュスマイヤーにも共感し、応援しているのが、
ロバート・レヴィン版。
我関せずで奔放に補完したのがダンカン・ドゥルース版。
これら3種に共通なのは、モーツァルトが未完で残したアーメンフーガを
補作してラクリモーサの最後に入れていることです。