まあベクトルが違うから仕方ないけどね。複雑なマーラーのスコアを解きほぐしてみせるのはさすが。
ただ、そこに演奏のダイナミズムが欠けてしまう嫌いはある。
同じようなことはチェリビダッケにも言えるのであって、チェリは道ばたにきれいな花があったら
それを眺めるだけでは気が済まなくて、花びらや雄しべ、雌しべを分解して
標本にしてしまわないときがすまないって感じ。
ブーレーズの場合はバラバラにはしないがあらゆる角度から一点の曇りもない
シャープな写真を撮りまくってる感じ。でも何故かモノクロ。

まあこういうたとえが100%適切とは思わないけど。