クレンペラーの68年ライヴを聴きました。
まず、第1楽章ですが、部分的にテンポが遅くなる部分があったり、
若干ですがアンサンブルが破綻するところがあったりで、67年スタジオ
盤のような、クレンペラー独特の「流れ」のようなものはあまり感じられ
なかったです。
音質は、思ったほどではなかったですが、あまりよくはありませんので、
スタジオ盤とくらべてとくに新しい魅力は感じられませんでした。
しかし、第4楽章は凄いです。まるでクレンペラーの7番を聞いたときの
「全く別の曲を聴いたような驚き」を感じました。打楽器、管楽器
が少ないせいか、音質の悪さはほとんど気になりませんでした。
私はどちらかというと第1楽章偏聴派なので、総合的にはあまり満足でき
なかったですが、価値は十分にあると思います。私はヤフオクで5000円
ほどで入手しましたが、わりと出回っていると思いますので、ぜひ聴いてみて
ください。
あとクレンペラーの70年のイスラエルの楽団と演奏したCDが近日届く
のでこちらも楽しみですね。