単に響きや再現の完璧さと矛盾するという理由でオペラを振らなかったのなら、
スタジオ録音でオペラを入れただろう。それ以前にオペラがその音楽構造をテクストに
依存する妙な混合芸術であることが、チェリビダッケには根本的に気に入らなかったのだろう。
彼は宗教合唱曲は振ったものの、管弦楽伴奏の歌曲あたりもやっていない。