またテンポを遅くとるときには複雑な声部を浮かびあがらせたい場合と
その場面場面で和声進行に沿ったクライマックスを作りたい場合の
2種類があり、前者は7〜80年代の演奏に顕著に、後者は90年代の演奏に
しばしば現れます。
ただ音の響きとしては90年代の演奏からは透明感や共鳴した響き
といったものは失われ、部分部分でクライマックスを作って
それを積み重ねて聞かせるという
多少安易な手法に頼っていた感じが個人的にはしています。