何年か前に、鬱病の生徒さんを請け負ったことがあります。
年齢は20歳過ぎてる人だったのですが「音大に行きたい」と
突然思い立ったらしく、近所であるウチに来ました。
自信ある割りにはピアノ、ソルフェ、聴音全てホントにひどい有様でした。
さすがに受験できるレベルではなかったので遠まわしに「来年度にしましょう」
と言ったら意地で晴れて音楽の専門学校に入学。
「鬱病も少し落ち着いて電車に乗れるようになった。」とか
「部屋の雨戸を開けられるようになった。」など何かある度嬉しそうに報告の電話。
そしてやっぱり音大こそ無かったけど、教えられる事教えて頑張った。
そしてその年、晴れてそこそこの音大に合格。
私もビックリして嬉しかった。