>>45
うーん、ピアノ・トリオ1番の第一楽章冒頭の主題なんかどうですか?
ま、こんなのロマン派だったら誰でも書きそうと言われればそれまでだが。

淡い、と書いたのは、あくまで彼にとっての一番の売り物ではないということ。
旋律の中に見え隠れするんだけれども、しつこく粘着しない。
彼にとっては自然に出てくる旋律の中身より、それを用いる構成に心を砕いたはず。
このピアノ・トリオでは随分お気に入りでこねくり回してますが。

コル・ニドライとか、例えばショスタコーヴィチのピアノ・トリオ2番とか、
なんかあからさまなやつは、それこそ作品のモチーフとして借りてきて、
あからさまにそれを売りにした作品でしょう。
喩えれば、ブラームスの書くハンガリー舞曲、といった意味合い。

そっちの方がらしく見える、というのは皮肉なようでいて実は当たり前のことではないかな。
外から見てる人の方が、外在的に観察したそのままをトレースできるのだから・・・