フランクの人気は、作品以外の「別人気」の要素が多分にあり。

1 遅咲現象。この事は若年に開花しなかった人達には
  とても心強いのです。(これはまぁ いいとして)

2 判官贔屓現象
  当時の「頑迷な批評家」にいじめられた、という話が
  大げさに伝えらた。 
  ほかに、サンサーンスがフランクの作品に冷淡だった、と
  いったエピソードが誇大に伝えられ、サンサーンス嫌いや
  フランクの熱狂的ファンが、それを宣伝しまくった。

3 高弟現象
  フランクの弟子達、ダンディー、ショーソン、デュパルク等が
  人格円満、高潔な人達が多く、こういう人達が先生を持ち上げた。
  世間的には、こういうりっぱな紳士達が尊敬する師は、高潔で
  あると、容認された。 

4 特にフランクを批判したドビュッシーとの比較において、この
  底意地悪い天才を嫌う(憎む)人達が、フランクに同情した。