エフゲニー・ムラヴィンスキー 4
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0301名無しの笛の踊り
2005/04/04(月) 22:23:51ID:7W3S/7CP第三幕前奏曲」「チャイコ第四番四楽章」を聴いて、その疾さ強靭さに圧倒される。
一般のムラヴィンのイメージも、大体それだと思う。
ところが、次に1980年代の演奏に接すると、あふれかえるロマンティシズムに
びっくりする。「くるみ割り人形」のパドドゥなんて、気持ちが不安定な時に聴くと、
ストリングの旋律にまず落ち着かなくなり、ラッパが鳴り出すともう泣けてきますな。
その耳で、もう一度1960年前後の演奏を聴くと、即物的な強靭さの下に、
強烈な浪漫主義が隠れているのが分かってくる。それが、ショルティあたりとは
全く似て非なるものなんだろうと感じる。
で、六十年代と八十年代をそれぞれ知ってみると、即物的強靭さと浪漫主義が、
高いバランスで表れているのが、七十年前後の演奏なんだと改めて思う。
72年のチャイ5や、その前後のブラームスやベートーヴェンがそうだろう。
それにしても、70年代のムラヴィンに生で接した人が、日本には何万人もいるんだよねえ。
羨ましいのを通り越して、なんかくやしくなってきますな。
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