かつてクラヲタなどという言葉がなかった頃、筋金入りのクラシックファンのことを、
クラキチといった。
クラキチのイメージというと、ある程度の年配で、社会的な地位や経済力があり、
Schwannのカタログを見ては、直接メーカーからLPを取り寄せ、もちろん専用の
オーディオルームがあり、タンノイあたりで聴いてるって感じ。
そういう御仁であれば、「御趣味は?」と尋ねられれば「クラシックを少々」と、
ごく自然に答え、周囲も納得し、それなりの敬意を持ってもらえた。
今はCDもオーディオも安くなり、誰でもクラキチ改めクラヲタになれるわけだが、
少なくとも尊敬はされなくなっちゃったね。