こんばんは。
ピカソは少年時代すでに写真と見紛うスーパー・リアリズム画を描く技量を身に付け
た天才少年だったんですよね。その先を模索してああいう訳のわからない作品を創作
する画境に突入して行った。

ビートルズはデビュー前は4人ともハンブルグで大量にPOPのシングルを買い漁って
研究し、夜はクラブでそれらをカバーして、小うるさい酔っ払い客相手に演奏を鍛え上げ、
自分達のPOP-SONG作曲に精を出していた。

グールドも基本を身に付けて、その先を模索していった結果があの演奏で、それが
素人のファンにも強烈に作用して行った。

・・・まあ、それが20世紀文化の代表選手達の共通点だったのかもです。
(正規のアカデミズムからはちょっとはなれて役人やってたアインシュタインしかり、
元は画学生崩れの黒澤明しかり、ノーベル文学賞取ったヘミングウェイにしてから
大学進学はせずに見習い従軍記者として戦場に出て身に付けたジャーナリスティックな
台本の書割のような文体・・・・20世紀芸術は”素人芸術”、”Pop”が基本だったように
思う)

そういう生き方が出来ない人達の方がはるかに大勢いて、それは既存の「様式感」に
縛られてる。でもそれはそれで「保守」「伝統維持」には大切。

それでいいんじゃないかな。