パールマンはとっても上手だったけど、
やっぱりいまの水準で考えれば最上のテクニシャンではないな。
かれの美点は暖かみのある音色にあるけれど、それはあの極太で肉厚の指のおかげ。
でも、指の太さが欠点にもなっていて、高いポジションでの音程が甘くなっちゃうんだよね。
指の回転は速いけれど、太さのせいか、やっぱりもつれるところもあって、
ハイフェッツやミルシュタインに代表される、キレのある演奏ではない。