「マジでやばい本」、よく読むと無理やりスキャンダラスに書いている部分がありますね。
気になる部分がありましたので指摘させていただきます。

音楽業界の噂について扱ったページで、古楽評論家の皆川達夫氏はヴィヴァルディなんか
きらいだといっているらしい、という一節がありますが、これは噂でもなんでもありません。
これは皆川氏自身が、自身の著書のなかで明言していることです。講談社現代新書の
『バロック音楽』を読めば分かることですが、氏はヴィヴァルディのにぎやかさよりもアルビ
ノーニのメランコリーを好むとはっきり述べており、これは氏の秘密でもなんでもありません。
第一、「古楽評論家はヴィヴァルディを好きでなければならぬ」ということはないでしょう。

皆川氏の文章を知らずに書いたのか、知ってて書いたのか分かりませんが、ただの事実を
いかにもスキャンダラスな形式で表すことには抵抗を覚えます。真摯な文章を書かれる皆川氏
の名誉のため、指摘させていただきました。