例えばアメリカではこうだ。
音楽の先生を目指す人は通常大学の教育学部に入る。音大から音楽の教師になるというキャリアパスはない。
で、教育学部では吹奏楽が必修科目であるんだな。全員楽器を習得して合奏理論を学ばなければならない。
そこで学部生全員の中から上手な人、下手な人が振り分けられ、いくつものバンドが編成される。
漏れの知り合いがいた州立大学ではなんとAバンドからFバンドまであったらしい。
Aバンドはそれこそ日本の音大吹奏楽バンドをはるかに凌駕するレベルだ。
実際にCDとかが売りに出されてその輸入版を聞いたけど、ぶっ飛んだ。
そしてそんな連中が卒業後に音楽の授業で子供たちに楽器を教えるのだ。
確かな演奏技術を叩き込まれ、確立された楽器教育法を学んできた教師が教えるのだから
子供たちも当然伸びる可能性は高くなる。日本とは教育システムが根底から異なるのだよ。
ちなみに音大卒が学校の音楽の教師になるなんてことはまずない。音大はプロ奏者を育てる
ところであり教育者を育てるところではないという意識がはっきりとあるから。