>>397
ヨーロッパにおける教会の存在、アメリカ・ロシアなどの音楽教育の形式。
それぞれの国の環境(背景)が金管奏者のスタイルにも影響しているのではないか、
とする論はそれぞれ納得できるものがあるのですが、

ならば日本の音楽環境は現在どのような特徴があるのか、あるいはどうして行くべきなのだろうか、
ということを考えた際に、どうもつかみきれない或いはわからない、というのが正直な感想です。
以前何人かのプロ管楽器奏者に同じ問いをぶつけたことがありますが、
各論は出ても総論を語る方はほとんどいらっしゃいませんでした。

唯一お一方だけ「欧米の模倣も大事だけど、日本の色というものを出していかないことには、
仮に技術が一流になったとしても永遠に一流の金管界にはなれないんじゃないかなあ。」
とおっしゃっていたのが印象深く、最近その意味をより噛み締めるようになってきました。

これらのことを総合すると、
日本において金管楽器(に限らなくてもよいのですが)の技術レベル向上を図り、
独自の金管文化(大げさ)を構築していくには、まず、その背景としてどのような社会環境が望まれるか、
ということを考えることが必須なのではないか、と思います。