朝比奈大フィル(悪い例として引き合いに出すのも悪いが)のブル5のコンサートを聴きに行ったことがある。
例によって最後のfffのコーダでは金管全員倍管。見た目には壮麗であったかもしれないが、
でてくる音はほめられたものではなかった。音量アップも、倍管にしたからといって
音が倍になるわけでもない。オケの金管というよりブラスバンドのブル5を聴いているかのようだった。
それから後にブロムシュテッド=ライプツィヒの同曲聴いたが、こちらは
トップにアシつけていた程度だったが、ライプツィヒのほうが壮麗さでは格上。

朝比奈がシカゴで5番振るとき、シカゴに倍管断られたのは有名。
人件費の問題もあろうが、「人数増やさなくても増やしたときと同じ音が出せる」
というのがシカゴの言い分。絶対的自信を持つオケならではの言葉だろう。