北尾先生は面白い書き物をたくさん書いていてありがたいですね。
特に、彼はシューベルトが好きそうなのがいい!
でも彼のシューベルト論はなにか矛盾しているような気が・・・
たとえば、2月号の304ページ。
《「ソナタ形式」を一所懸命マスターしようとしてうまくいかなかった・・・
なんせ交響曲やピアノソナタの半分は未完成》
てなことを書いてるね。
なら、「未完成交響曲ロ短調」のソナタ形式は出来損ないだから、シューベルトは途中で作曲をやめたのか?
まあ、シューベルト嫌いの人ならそんなことを書いても不思議ではないが、
シューベルトが好きな人にそんなことは言ってもらいたくないですね。

だいたい、昔教育を受けた人は、ベートヴェンに比べてシューベルトは「ソナタ形式」を作るのが下手糞だという先入観を吹き込まれているのですよね。
あの大作曲家に対して昔の人はよくもまあそんな教育をしたものだと思いますが、昔はシューベルトの完成作を聴くことがあまり出来なかったからでしょうね。

とにかく、先行きそれで論が矛盾してこないか心配です・・・・(藁)