音楽書を読むと、よく「ロッシーニの最大の功績はロッシーニクレシェンドである」と
書かれている。そもそもロッシーニクレシェンドとは何ぞや?
答えは「ビート」だと思う。ロッシーニは生真面目なクラシック音楽の世界に初めて「ビート」
を取り入れた。「アルジェのイタリア女」の第1幕フィナーレなんかがわかりやすいけど、
ロッシーニクレシェンドは確かにクレシェンドなんだけど、それだけではなくて無意識に
お尻が動き出すようなリズム感があって、これってロックなんかと全く同じ感覚なんだよね。
ただ昨今の演奏家はこのことを理解して無くて、演奏がつまらなくて困る。