既出かもしれんが、ベトの「皇帝」はなんとかならんか。なんてこと無い主題を
何度も何度も繰り返すだけの第一楽章、神聖で静謐だが押しの弱い第二楽章、
脳天気な第三楽章とベトとは思えないぐらい緻密さに欠ける曲だ。
大仰だがリストの第1協奏曲なんか実に巧妙に仕掛けがしてあってずっと面白い
曲に聞こえる。それとも演奏がダメなのか?バックハウス クラウス盤、ギレリス
セル クリーブランドを聴いたがいずれも全然ダメで途中でいやになる。演奏家から
考えてどう考えても単細胞のダメ演奏の筈がないのだが。