>>35
自伝によると、女遊びが好きで、49歳まで独身だった。
童貞を奪われたのは某男爵夫人とか。その破天荒ぶりはすごいもんです。
まあ、ベルエポックのよき時代でしたね。うらやましい限りです。
ケンプも師事したバルト教授の練習にうんざりし、片手でエテュードを
さらいながらもう片手で良家の子女を愛撫したとかも書いてありました。

だから基礎テクニックの不足は深刻で、40代で鍛えなおしたとか。
ヨーロッパの聴衆は自分のテクニック不足に気付かず、技巧的なパッセージや
派手な身振りに喜んだが、ラフマニノフやホフマンの居たアメリカでは
ごまかしが効かなかったので、1911年の最初の渡米では惨めな思いをしたそうです。

晩年には連れ添った愛妻と別れてマネージャーの女性と同棲していたようですね。
確か、自伝の2巻目はその女性に献呈されています。