結局この本は奇をてらっているだけで何を言いたいのかさっぱりわからない。
「ドイツ音楽ばかり神聖視するのはよくない」という主張をしているわけでもないし、イタリア音楽の再発見を唱えているわけでもない。
「モーツァルト以前はドイツ音楽なんて傍流もいいとこだった」ということはやたら強調してあるが、そのことと音楽の価値は別に関係ないわけで、要するに単なるトリビアの泉だ。
前スレみたいに「傍流だった時代に数々の偉大な音楽を生み出したドイツはたいしたもんだ」とか「同時代の評価ほど当てにならないものはない」とか、わざわざ裏をくみ取ってあげなければいけないのだろうか。