晩年のルービンシュタインは、私もすばらしいと思う。
が、園田氏の演奏に同様の軽妙さや老練さを見出すことはできない。
力みが目立つし、フレーズも流れない。
確かに、同年代のピアニストに見るべき人はいなかったかもしれないが、
だからといって巨匠扱いするほどのことはないと思う。
20−30代の若手にも味わい深い演奏をする人が出てきている。
師や、親がすでに留学していた世代だ。
指が回る=味気がないというように扱うのは不当なステレオタイプ。