今回のブラームスは、マゼールらしい数学的に整理・構築された
演奏というのが基本的な印象。
1つ1つの音符や各声部の絡み具合が実に丁寧。
HMVのレビューはなかなか的確だと思いました。

論理的分析的でありながら、淡白さはなくて、リマスタの出来のおかげ
もあってか、抑制されていながらも音に躍動感や生命力みたいなものも
あってとてもよかったです。
同じクリーヴランドでもセルのブラ全とは大違い。

1番の2、3楽章なんかはマゼールらしい、「普通には演奏しないぞ」
みたいな解釈もでてきて、すごく聴き応えもありました。
かなりお勧めの全集だと思います。