それから「人間性が悪いといい演奏はできないのか」について。

俺はほとんど関係ないと思う。
トスカニーニやムラヴィンスキーのような独裁者、セルやワルターのように人間性を批判された人物、
クレメンス・クラウスやデ・サバタのようにナチに加担したような人でも、
残された録音はすばらしいものが多い。
ピアニストなどの独奏者ならなおさら関係ない。
もっと話を広げると、ナチに協力したR.シュトラウス、弟子の妻を寝取ったワーグナーなどの音楽も、
優れた作曲家だ。
基本的に人間性と演奏は関係ないと思う。
関係があったとしても特色として演奏に現れるほどその影響は大きくはない。